HOUSE  K2・PLANが設計した物件作品の一部をご紹介します。



一般的な定義としての「狭小住宅」とは、敷地面積が15坪以下の住宅を指すようです。
K2・PLANでは、都市部の敷地面積30坪以下くらいの敷地に建てる家を指しています。
K2・PLANでは、一番小さいもので約10坪の敷地に設計した経験があります。

狭小敷地は建物が密集した都市部にあることが多く、厳しい環境下にあります。
密集地で一番重要なのは火災に強いこと。近隣から火事が出た場合でもある程度、持ちこたえられるように
しなければなりませんので耐火性が求められます。
また地盤の弱い場所では地震に対する耐震性を求められますし近くに幹線道路がある場合など
騒音対策をしなければならないケースでは建物の構造をRC(鉄筋コンクリート)造やS(鉄骨)造とすることが
多くなります。

S造やRC造は一般的に木造よりも工事費がアップし、建物が小さい分坪単価も高くなります。
K2・PLANでは、狭小住宅で、RC造の場合、敷地や道路形状により坪当たり約85万~120万円ほど
かかるとご説明させていただいております。ええ!そんなに高いの?と思われるかも知れませんが
例えば坪単価120万円でも、延べ面積が20坪なら2400万円。土地代を別に考えるとかなりの出費を
強いられますが、都心に住まうという生活の利便性や文化性を考えると、対費用効果としては大変有効で
あると考えられます。

小さい土地に工夫して建てた狭小住宅は、与えられた敷地条件などから、多くがユニークなオリジナリティの
高い建物となり、満足度の高い、楽しい家となることが多く、「狭いながらも楽しい我が家」を地でいく
素敵な住まいを手に入れることができます。

敷地が小さい場合や、面する道路が狭いような場合、ハウスメーカーでは建築を請け負ってもらえないことが
あります。ハウスメーカーには各社の規格があり、例えばあらかじめ工場で作る部屋のパーツが収まらないとか
重機が入らないとか、そういう理由で断られることが多いようです。一品生産の狭小住宅では法規・制限を
うまくかわしながら技術や工夫を凝らして豊かな空間を創る必要があります。そのような点からも
多くのエネルギーと情熱をかけてデザインする設計事務所や建築家に依頼する意味があります。

PICK UP

西新井の家

■ 延べ面積 132.69平米(40.13坪)
     1階 45.00平米(13.61坪)  2階 45.00平米(13.61坪)
     3階 39.18平米(11.85坪)  PH階 3.51平米(1.06坪)

詳細はこちら
  • 混構造
  • 中庭

神田の家

■ 延べ面積 83.73平米(25.32坪)
     1階 29.19平米(8.82坪)  2階 29.19平米(8.82坪)
     3階 22.05平米(6.67坪)  PH階 3.09平米(0.94坪)

詳細はこちら

新宿の家

■ 延べ面積 182.76平米(55.28坪)
     地下 27.97平米( 8.46坪)  1階 44.95平米(13.59坪)  2階 51.67平米(15.63坪)
     3階 51.67平米(15.63坪)  PH階 6.50平米(1.96坪)

詳細はこちら
  • 中庭

中野の家

■ 延べ面積 52.48平米(15.87坪)
     1階 21.00平米(6.35坪)  2階 21.00平米(6.35坪)  3階 10.47平米(3.16坪) 詳細はこちら

HOUSE  K2・PLANが設計した物件作品の一部をご紹介します。